2022.02.25
「2台目は工場から」。これは当社創設者である横井七之助が掲げた理念です。
1台目でお客様に接するのは主に販売部門ですが、2台目以降はサービス部門の技術力や対応力がカギを握るという意味です。
横井七之助は昭和 5 年フォードのディーラーだった五番館自動車部に入社、最初に担当したのが部品係でした。この時ディーラー経営の基礎を学び、部品・整備の重要性を実感。戦後、国内ディーラーが立ち上がる黎明期、三輪トラックを全道に広めたいマツダの思いに共鳴し、昭和 28 年(1953 年)に当社を設立。創業以来、一貫してこの理念を守ってまいりました。
整備工場がないディーラーは金庫が無い銀行と同じ。工場があるからこそ、お客様との信頼関係を永く続けていくことができる。そして工場とは、施設だけを指しているのではありません。そこに国家資格を持つ優秀な整備士が存在して初めて成り立つのです。北海道マツダでは、全道すべての店舗において一貫した整備・サービス技術をそなえ、車両の点検・整備は、「 100% 」自社対応できる体制を敷いています。
マツダのブランドコンセプトは「ベターではなくベスト、最高で超一流、最低でも一流」。当社は北海道のディーラーとして、メーカーと想いを共有し、マツダ車のオーナー様が誇りを持って愛車にお乗りいただけることを目標に、販売対応やアフターサービスに努め、皆様のカーライフを生涯サポートしてまいります。
自社の部品センターで、整備・修理をバックアップ
札幌、旭川、苫小牧、帯広、釧路、道内主要都市を始め、北は稚内、東は根室まで、函館地区を除く47店舗を展開。全道規模で展開する自動車ディーラーは珍しく、ユニークな特徴と言えます。そのため、道内各地の特産品やお勧めスポットに詳しい店長、工場長も居るほどです。
当社ではお客様のお車情報をカルテとして保管・共有し、いつ、どのような整備・修理を行ったのか、すべての店舗で把握できます。これもお客様が困った時にこそ、素早くお役立ちしたい創業の原点とも言えます。ご旅行やご出張など遠出の際のトラブルにも迅速に対応が可能です。全店舗に国家資格を持つ整備士が多数おりますので、安心してお任せください。
さらに社内には部品センターがあり、各種部品を多数ストックしています。毎日、全道各店に向けて発送しており、必要な部品を素早くお客様、店舗に届けるシステムを確立しています。
北海道マツダの整備士約450名のうち、国家資格を所有するスタッフは全体の90%以上に上ります。これは全国のカーディーラーの中でも非常に高い取得率です。
日々進化するクルマの機構、機能。それらに対応するためにも技術の習得は欠かせません。より学びやすい環境を、との思いから2021年2月には札幌市白石区に研修センターを新築しました。専任スタッフが若手、中堅、ベテラン向けの研修を実践し、スタッフをサポートしています。マツダでは独自の資格制度を設けており、この資格試験に参加することで、マツダ車のスペシャリストの育成に取り組んでいます。
また、社内で整備技術大会を開催し、チーム別に車両問診、修理の技術を競い、切磋琢磨しています。開催から50年以上を誇る伝統行事となっています。
さらには、社内の整備士の研修に力を入れるのみならず、未来の整備士を養成するため独自の「整備士養成奨学金制度」を設け、将来にわたって、お客様のカーライフをサポートする土壌作りに力を入れています。
先進安全装備など高度化する自動車の整備・修理
愛車を擦って傷をつけてしまった…大事に乗ってきたのに…こんなことありませんか?北海道マツダでは全道で21店舗、板金塗装工場を併設しており、板金修理も自社で行うことを基本としています。これもお客様をお待たせしたくない、クルマのことなら何でも修理するという当社の創業時からの強い思いの表れです。
また、レーダー感知による歩行者や先行車両への衝突を防ぐブレーキシステムなど、それらを計測する装置の電子化・高度化が進んでいます。2019年4月からスタートした「自動車特定整備制度」に対応する機材も全店に完備。先進安全装備が正常に作動するように検査しています。
麻生店 2022年4月オープン予定
新世代店舗とは、マツダのデザイン本部が監修したガイドラインに基づく新しいコンセプトの店舗のこと。品格・質の高さと温かみが調和された居心地の良い空間を目指しており、'14年に発表されて以来、全国のディーラーが順次対応しています。北海道マツダでは、すでに札幌店・東月寒店・琴似店・発寒店が新世代店舗へと生まれ変わり、麻生店の改装も予定しています。店舗はお客さまとの大切な接点であり、それを新しいコンセプトで統一していくことにより「お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになる」ことを目標としています。
また今後のスケジュールにつきましても楽しみにお待ちください。